巡り巡りゆく春夏秋冬

月夜が見守る恋よ永遠になれ

宝箱をあけるときには

なにごとも早めにしておかなきゃいけなかった。

わかってたのに、いつも遅い。今回だってそう。でも、書きたいから書く。
私の大好きな人たちについて、ここ数日の気持ちをどうしても残したい。いま。

相変わらず出遅れたけど。他の人のブログも読みたいんだ、早く。読んだら引っ張られてかけなくなるから早く書こう。
でもこの約一週間はなんだかとても早かった。

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2019/1/27  日曜日の17時過ぎ

私の大好きな嵐が2020年を持って活動休止することが発表された。


ファンクラブ会員へのメールが届いたとき、私は全く疑いもせず本文内のURLをタップした。
発表されていた20周年ツアーの追加公演申込みについてページは出来ていたのにメールが来てなかったからその詳細が来たのかな? って思った。こんな方法で申込みについてのお知らせがきたことなんてないのに。

私は、今までとは雰囲気がちがうメールにもかかわらず開くまで微塵も疑ってなかった。それくらいありえない事だと思っていた。

開いた時に動画のサムネイルを見て、はじめてなにかおかしいことに気づいた。
「え?なに?何のお知らせ…?」
って再生してすぐもう見られなくなった。
「無理無理無理。続き、よー見れん。」
動画の下に全員のコメントが並んでて、それ見ながらあとは動画を視覚にまともに入れられなくて音だけ聞いてた。
すぐに速報が流れて、Twitterも、LINEも嵐のことばっかりだった。

最初は
「え?なに?なんで?どうして?無理、いや、無理。」
テンプレ通りの言葉ループしか出てこなかった。
けど、落ち着かなきゃって、少し離れて家のことして、またそのあとにちゃんと繰り返しコメント読んでみたら、少しだけ前向きになれた。



嵐を終えたいと切り出した大野さん。
出た結果の「活動"休止"」
何度もした話し合い。

「嵐をたたみ、終えたい」から始まった話し合いの結果が、「終えずに休む」形で皆が納得したのであれば、もしかして話は上向きに終わったんじゃ…?


そう思ったけど、戻ってこなかったら?期間が定まってないから戻ってこなかったら?そのままだよな…って。
会見始まった時間からはずっと不安だった。
そうこうしてるうちにあっという間に報道番組で会見の様子が流れた。
見たら、びっくりするくらい不安が小さくなった。

嵐やん。めちゃくちゃ嵐すぎる。
何も変わってない。私の大好きな嵐がこれからの活動について話してる。
不安だけど、嵐を見てるとこんな内容なのに幸せになった。不思議すぎて、完璧すぎて、ぐうの音も出ないくらい嵐が好きという気持ちしかなかった。


翌日月曜のzeroで復活はありますか?と有働さんに聞かれた櫻井さんは
「ありますよ、あります」と名言していた。


言うんだ?
すごい、と思った。


人生何が起こるかわからないから、だから誰も「待ってて」とは言えないのではないか。ファンが「待つ」ことを心から喜んでくれるだろうけど、「待たせる」ことはしない。「待てなかった」人を責めることもしないだろう。そう思ってたから。


私は、解散ではなく活動休止と聞いたとき、思ったことがある。
嵐が、1番嵐に自信があるんじゃないかな。自信があるから休んでも大丈夫、また戻ってくるっていう自信が。
ちゃんと大野さんを近くで見ていた、メンバーだからそう思って、嵐が嵐に自信があって、嵐が嵐を信じてるんかなぁって。

休むだなんて、勝手できないと思った上での「終えたい」なのであれば、またできるんじゃないかって。だから休止でって。
終えなくても、休ませてくれるんだってことがわかったのなら、いつかまた…って。

それだけ信じて話をしたのかな。そう思える。
会見前に「何があってもフォローするから安心して会見に臨んでほしい」と大野さんに言いきった櫻井さんにも自身の片鱗がみえる。ちゃんと、ちゃんと話をしたんだ。
大人になると、諦めてしまったり、相手の気持ちを察したりしてなかなか"ちゃんと"話をする機会が減っていく。仕事なんてその最たるものだ。

ほんとうに嵐はなんでそれができてしまうのか。



もちろん実際はこんな簡単に書けるような程度の思いだけじゃなかったと思うけど…。もっと悔しくなったこともあった話し合いもあったかもしれない。

でも私は、ちゃんと両足で着地した嵐がめちゃくちゃ眩しかった。完璧だった。




嵐を宝箱に閉じ込めたいと言った櫻井さん。
2020年まで大切に大切にみがいて、そのまま宝箱にしまうんだろうか。


いつかその宝箱をあけるときに、またそのまぶしい輝きを放つときに。


それを見るときには、私もしっかり自信を持っていたい。その時まで、時間を無駄にできない。

私もがんばろう。














あと数カ月で平成が終わる。
1つの時代が終わるときというのは何かを考えてしまうものなのかもしれない。ここ1年ほどひしひしと実感している。*1

私は、このままでいいのだろうか?どうする?

そう自分に問いかけることなんて、日々の仕事や暮らしに精いっぱいだから、普段はないけれど。
考えてもしかたないこともあるけれど。

私は嵐がうらやましい。
なんであんなに話をちゃんとできて、争いもないんだ。楽しそうなんだろう。距離感もめちゃくちゃ良い。

私もそういうふうになりたい。
心底羨望している。
私はどうする??このままでいいの?




悲しんでる場合じゃない。

*1:自分の見てる界隈だけで、たまたまかもしれないけれど